被災地の子供たちをスポーツで笑顔に

令和6年1月1日に発災した「令和6年能登半島地震」では、運動公園や学校の校庭など、運動のためのグラウンドに仮設住宅や災害復旧のための施設が建設され、子供たちがスポーツをする場所がなくなっているということや、平成23年の東日本大震災の際に、県外の多くの企業・団体から、サッカーや野球をはじめとしたスポーツ少年団など、福島県内の子供たちを様々なイベントにご招待を受けたことにご恩をお返しする意味で、
七尾市で活動するサッカーチーム「セブン能登ジュニア」
の小学生19人を福島県にご招待し、福島県内のサッカーチーム、山形県や岩手県のサッカーチームの子供たちとのサッカー交流大会を開催しました。
【日 程】
8月9日 金沢港にて出発式
・334-D地区杉木ガバナー、七尾LC杉原会長、334-D地区第3R3Z・山本ZCご出席
8月9日 セブン能登ジュニア あづま総合運動公園宿泊
8月10日 あづま運動公園で交流戦
8月11日 Jビレッジに移動して、交流戦
8月12日 東京経由でセブン能登ジュニアが無事七尾に帰りました。

福島信陵ライオンズクラブは、結成当初から青少年健全育成を柱として奉仕活動に取り組んでおり、本年、結成50周年を迎えるにあたっての記念事業としての開催となりました。
2011年3月に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の後、福島県の子どもたちのために、全国のライオンズクラブやスポーツ競技関係者から数多くの温かい支援を受けました。全国各地へ福島の子どもたちを招待してくださる支援もありました。
彼らは訪問先の子どもたちとの交流が何よりうれしかったと言い、その後十数年にわたって続くつながりも生まれています。
能登半島地震で被災した子どもたちのため、福島信陵ライオンズクラブとして何が出来るのかを話し合い、震災をしばし忘れてのびのびとスポーツを楽しみ、また福島の子どもたちと交流する機会をつくることではないかと考えました。
被災地のチームの選定は石川県サッカー協会に依頼し、七尾市で活動する「セブン能登ジュニア」の小学生19人をご招待させていただきました。
8月10日は金沢港での出発式の後、一路福島市を目指し、17時過ぎに到着。そのままあづま運動公園の宿泊施設に泊まりました。

9日、10日はあづま運動公園に宿泊

あづま運動公園での交流時には、冷えた桃やトマト、キュウリなどをそのままガブリ!
10日の交流戦後には、いわき市のサッカーチーム「アストロン」のメンバーから励ましの言葉とプレゼントをいただきました。
11日には、日本サッカーの聖地・Jビレッジに移動して交流戦。天然芝のピッチの上を縦横無尽に走り回る姿を、私たちもとても楽しく見させていただきました。
・TUFのニュースで取り上げられました https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1354880
・ライオンズWEBマガジンで取り上げられました https://www.thelion-mag.jp/2409ar01